広島海田町にある米ぬか酵素風呂コウソール。 本日もひっそり佇んでおります。
ご夫婦で毎週来てくださるお客様。 奥様が胸元に、とてもかわいい黄色いバラのブローチをされていました。 春のさわやかな日差しに照らされた柔和な笑顔とそのブローチがとてもよくお似合いで「素敵なブローチですね」と思わず声をおかけしたら、なんと翌週他の色柄も含めて沢山持ってきてくださいました。
遠目ではわからなかったのですが、和紙などで作られたそうです。
和紙も自分が花になりブローチとして胸元に咲くとは思ってもみなかったと思います。
私達もこの紙のようなもの。 産まれた時は真っさら。年や経験を重ねるにつれ、社会性、価値観、思い込み等々の色々なしわをつけて、折り込んでいきます。 途中で、ワァーと言いながらクシュクシュに紙を丸めてみたり
クシュクシュに丸めてしまったら、ゆっくりほどきましょう。
酵素風呂にいる15分間で、優しく温めて、少しずつ頑なに丸まった紙の端っこを取り出してあげてください。
優しくほどけたら、今度は付いたシワを丁寧にのばしましょ。 時間をかけて丸めたのだもの、時間をかけてのばしてあげてください。
きれいに紙が整ったら、さぁ、何を折りましょう。
最初から大志を抱く必要もありません。 どの折り紙も、まずは中心線を折ったり、三角を折ったりと簡単なもの。 丁寧に折り進めると、作りたいものができてくるかもしれない。 ある人は本を見て作り、ある人は独創性を発揮するかもしれません。 ある人は、出来上がる作品よりその製作過程を楽しむのかも。
丁寧な作業には必ず美しさが宿ります。 身体が温まると必ず心に響きます。
そのためにも、コウソール 今日も丁寧に酵素風呂作ってます。